cf2.5 暗闇表現的な物の作り方
記念すべき当ブログ100記事目のタイトルが「暗闇」という、不穏な空気を垂れ流しながら本日も更新していきます。
超絶不定期更新のこんなブログですが、いつも閲覧してくださったり、コメント頂いたりした方々、励みになっております。今後とも宜しくお願いします!
さて今回の記事のテーマはこんな演出処理です。
横スクロールアクションでよくある、
「プレーヤーの周囲だけ明るくする事で、視界を表現する」という演出ですね。
動画では若干サーチライトっぽくなってしまっていますが。
一見難しい表現ではないか、と思ってしまいがちですが、非常に簡単な作りになっています。このやり方では外部エクステンションも一切使いません。
手順①ベースとなるフレームを作る
動作は「ジャンプとはしご」でも*1「PMO」でも動けばどちらでも構いません。
*1 Platform Movement objectの略
手順②「視界」表現用のオブジェクトを作る
画面を縮小して表示してみました。
作成するのは、上に表示されているオブジェクトです。
ポイントは、まずベース色をフレーム背景と同色に設定し、円形で抜きましょう。
同時に、抜いた円の中心にホットスポットを必ず設定します。
また、オブジェクトのサイズは必ず画面サイズ以上の大きさに設定しましょう。
と、ここまででもう何となくお察しかと思いますが、要は、
巨大な暗闇オブジェクトを常時プレーヤーに追従させる
という仕組みです。それでは最後にイベントで位置を設定しましょう。
手順③「視界」オブジェクトの位置を常にプレーヤー位置と同期させる
必要なイベントは1行だけです。
はいこれだけ!
とりあえず最低限、暗闇と視界を表現するだけならこれだけで出来ちゃいます。
最後に、ちょっとした発展型のご紹介です。
発展型 明かりを表現してみる
まずは、明かりを表現するオブジェクトを作成。
半透明のエフェクトをかけ、数字を調整します。
次に、明かりの明滅をこんなイベントで表現してみます。
0.25秒毎にフラグを切り替え。
フラグが切り替わる毎に、明かりのサイズが変化するようなプログラムですね。
位置を暗闇オブジェクトと同様、プレーヤー位置に同期させます。
再生するとこんな感じです。
ちょっとそれっぽくなりましたね!
結構簡単に出来て応用の利くイベントだと思います。
他にも処理が軽かったり、簡単なやり方があるかもしれませんが、とりあえず実装したい方は是非使ってやって下さいな。
それでは!